
子どもがお風呂嫌いで困っています。毎日脱衣所に行かせるだけでもひと苦労。自分から進んで入ってくれる良い方法ないかな?
こんな悩みに答えます。
この記事を読めば、お風呂嫌いの子どもが笑顔で自分からお風呂に入ってくれる方法が分かりますよ。
この記事では、前半でお風呂を嫌がる理由と楽しく入る方法5つを、後半で親子で入るメリットとお風呂に入れる時の注意点をご紹介しています。
この記事を書いている僕「ショウ」は現在一児のパパ。毎晩、息子とお風呂に入っています。お風呂に入りたがらず困ることもしばしば。いろんな方法を試してきました。
この記事を読んでいるあなたは、毎日の子どもの入浴タイムが苦痛になっているのではないでしょうか。
結論から言うと、お風呂は楽しいところだと思わせることですよ!

理由は記事内で丁寧に解説していくので最後まで読んでくださいね。
この記事を読んで、子どもが毎日楽しんでお風呂に入ってくれるようになれば、寝かしつけまでの時間に余裕が生まれて、ママの気持ちにも余裕が生まれますよ。
子どもがお風呂嫌いになるのはなぜ?

まずそもそも「なぜ子どもはお風呂嫌いになる」のかを考えてみましょう。
答えは「お風呂=楽しくないところ」だと思っているからです。
海やプールへ行ったときにあなたのお子さんはテンションが上がって楽しんでいませんか?
お風呂も海やプールも同じ「水に浸かる」なのになぜでしょうか?
それは「海やプール=楽しいところ」だと思っているからです。
過去の子どもの入浴を思い返してみてください。
どこかの段階で子どもにとって「お風呂=楽しくないところ」という気持ちが生まれてしまったのだと思いますよ。
しかも「お風呂=楽しくないところ」はお風呂に入っている時だけではありません。
例えば、遊んでいたのに中断させられてお風呂に入るように言われた、とかも子どもにとっては嫌な思い出になってしまいますね。
つまり「お風呂=楽しいところ」だと思ってもらえれば入ってくれそうだと思いませんか?

では次にお風呂嫌いの子どもでも楽しく入れる方法をご紹介しますね!
お風呂嫌いの子どもでも楽しく入れる5つの方法

子どもに楽しんでお風呂に入ってもらうためには「しかけ」が必要になります。
この「しかけ」が子どもにとって楽しみなことであれば、素直にお風呂に入ってくれますよ。
それがこの5つです。
- おもちゃで遊ぶ
- 泡風呂で遊ぶ
- 暗くして異空間を作る
- お仕事を与える
- スーパー銭湯に行く
遊びを取り入れたり、いつもと違う状況を作り出すことがポイントです。

では一つずつ見ていきましょう!
おもちゃで遊ぶ
おもちゃで遊べることが分かれば入ってくれますよ。
なぜならお風呂が退屈な場所じゃなくなるからです。
お風呂が「身体を洗うだけの場所」だと子どもにとってはつまらないものです。

まだ身体をきれいにすることの意味とかよく分からないですからね。
でもお風呂に入っておもちゃで遊べるなら話は別。
進んで自分から入ってくれるようになりますよ!
僕の息子は「バスボム」が大好きです。
「バスボム」とは子ども用の入浴剤で、中にカプセル入りのおもちゃが入っています。
これを浴槽に投げ入れると段々と溶けてきておもちゃが現れます。
どんなおもちゃが出てくるのかな?というワクワク感が子どもにはたまりません。
それから水で膨らむカプセル入りスポンジも大好きですね。
こちらも浴槽に投げ入れるとカプセルが段々と溶けてきて中から動物や乗りもの、恐竜などを形どったスポンジが出てきます。
こちらも何が出てくるかな?というワクワク感がありますね。

子どもはワクワクすることが好きなのでオススメですよ!
泡ぶろで遊ぶ
泡ぶろは子どものテンションが超上がりますよ。
なぜならいつものお風呂と違うからです。
実は泡ぶろって大人でもテンション上がります(笑)
こちらの入浴剤は泡立ちも良く、匂いも控えめで、ぬるぬる感もないので子どもが滑って転ぶこともありません。
泡が一度消えても、またジャブジャブすると復活するのでオススメです。

逆にお風呂から出たくないと言われ困ることもありますよ!
暗くして異空間を作る
暗くして空間を作れば子どもは喜んで入ってくれますよ。
なぜならこれ以上ないワクワク感ドキドキ感を味わえるからです。
お風呂って狭いので音が響きますよね。
さらに真っ暗にすると目からの情報がなくなり耳からの情報だけになるので、とても異空間な状況を作れます。

僕も小さい時によくやって楽しんでいました!
でも真っ暗にしすぎると怖がるお子さんもいると思うので、少しだけ明かりを点けると安心してくれます。
置くタイプや浮かべるタイプなどいろいろあるのでお好みで選んでみてください。
お仕事を与える
普段、パパママがやっていることを子どもにお願いすると良いですよ。
なぜなら子どもは大人のマネをしたがるからです。
僕は息子に入浴剤を入れる係をやって貰っています。
こちらの商品は小袋になっていて、最初はなかなか袋を上手に破れなかったのですが、今では上手く出来るようになりました。
手先を動かす訓練にもなって一石二鳥です。

もう少し子どもが大きくなって僕の背中を洗って貰うのが今の夢ですね!
スーパー銭湯に行く
いつもと全然違う環境でお風呂に慣れて貰いましょう。
お風呂がそもそも嫌だ、絶対入らないというお子さんに効果的です。
スーパー銭湯は広くていろいろなお風呂が一度に楽しめるので、楽しんでお風呂に入ってくれますよ。
我が家はシャンプーやボディソープがセットになったこちらを持って行っています。
旅行でも使えるので買っておくと便利ですよ。
親子でお風呂に入るメリット

親子でお風呂に入るとたくさんのメリットがありますよ。
まずはお子さんがお風呂に入ってくれないと、このメリットが「出来ない・わからない」ので、あなたは入って貰うよう根気強く頑張りましょう!
メリットはこちらの5つです。
- お風呂が生活習慣になる
- コミュニケーションが取れる
- 子どもの身体の様子が分かる
- 子どもが自分のことをやる
- 浴育が出来る
大変だと思いますが、楽しい未来を想像して頑張りましょう!

それでは一つずつ見ていきましょう!
お風呂が生活習慣になる
お風呂に入ることが生活習慣になると病気になりにくくなります。
なぜなら清潔な状態が保てるからです。
意外に思われるかもしれませんが、2-3日に1回しかお風呂に入らない人っています。
こちらのデータをご覧ください。入浴頻度に関するデータです。

これを見ると毎日お風呂に入る人は全体の76.4%です。
なんと約1/4の人は毎日お風呂に入っていないそうです。

息子には毎日お風呂に入り清潔にして欲しいと思っています。
お風呂に入ると外の汚れが落ちて病気にもなり辛くなるので、お風呂が生活習慣になるのは大切ですね。
コミュニケーションが取れる
言いにくいこともお風呂だと話してくれやすくなりますよ。
なぜなら誰にも聞かれずにお話しすることが出来るからです。
子どもも大きくなってくるとパパに言いづらいこと、ママに言いづらいことがあるようです。
我が家は息子が保育園でトラブルを起こしたとき、僕と息子でお風呂に入りお話しする機会を作っています。
ママには言わなかったけど一緒にお風呂に入ったパパには言ってくれることもあります。
お風呂には二人しかいないので子どもも安心してお話ししてくれます。

特に言いづらそうなことをお風呂で聞くと効果的です。
子どもの身体の様子が分かる
ケガをしていないか、湿疹は出ていないか、などをチェックしましょう。
なぜなら全身をじっくり見れる機会はお風呂ぐらいだからです。
僕の息子は外で遊ぶのが大好きなので初夏になってくると半袖の日焼けあとが目立ってきます。
お風呂に入って毎日チェックしていればそれに気づくので、そろそろ日焼け止めクリームを塗ったりやお肌のケアをした方が良いなと分かります。
一緒にお風呂に入って、子どもの身体の変化に気づいてあげましょう。

意外と筋肉が付いていたりしてびっくりしますよ!
子どもが自分のことをやる
ある日突然、息子が自分で身体を洗い始めました。
なぜなら大人のマネをしたくなったからです。
今はたまにですが、これからどんどん自分のことは自分でやるようになるでしょうね。
親としては子どもの成長を感じることが出来てうれしい瞬間です。

もう一度言いますが、子どもに背中を洗って貰うのが僕の夢ですね!
浴育が出来る
子どもが興味を持つならお風呂でお勉強をしてみましょう。
普段の生活でイスに座ってじっくりお勉強なんてやってくれないですよね。
でもお風呂なら楽しみながら勉強出来る方法がありますよ。
これはお風呂の壁に貼るポスターで、ひらがなや乗り物の名前を勉強できますよ。
僕の息子は数字や時計の読み方を勉強中です。

子どもが嫌がるのにムリにやらせるのは止めましょうね。
お風呂嫌いの子どもを入れる時の注意点

子どもをお風呂に入れる時に注意した方が良いことも一緒に確認しておきましょう。
ポイントは「子どものテンションを下げない」ことです。
こちらの5つになります。
- お湯はぬるま湯にする
- お湯をかける時は丁寧に
- スポンジでゴシゴシしない
- 子ども用シャンプーを使う
- 滑らないように気を付ける
お風呂が嫌いにならないように慎重にお願いします。

では一つずつ見ていきましょう!
お湯はぬるま湯にする
子どもは大人よりも温度に敏感ですよ。
なぜなら子どもの皮膚は大人より薄いからです。
子どものお風呂の適温は38-40℃だそうです。
我が家は39℃に設定していますが、それでも夏になると子どもが熱いと言いますね。
大人にはちょっとぬるいかもしれませんが、子どものことを優先して我慢して入りましょうね。

ぬるま湯でも身体は温まるので安心してください。
お湯をかける時は丁寧に
子どもの顔や体にお湯をかける時は丁寧に行いましょう。
なぜならいきなり顔に水をかけると、目を開けれないし、息もしづらいし、子どもにとってはパニックになるからです。
特に顔を洗うときは目や口や鼻に水が入らないように丁寧にしましょう。
どうしても嫌がる場合はシャンプーハットもありです。
顔は割り切ってタオルで拭くぐらいにしておきましょう。

息子は徐々に顔に水が掛かるのに慣れてくれましたよ!
スポンジでゴシゴシしない
子どもの身体をスポンジでゴシゴシするのはダメですよ。
なぜなら子どもの皮膚は大人に比べて薄いからです。
子ども用の肌に優しいやわらか素材のスポンジがあります。
スポンジを使わずに手で洗う方法もあります。
一番ナチュラルで安心な方法ですが、汚れがしっかり落ちているか気になるならスポンジを使うと良いと思います。

洗うときは優しく擦ってあげましょう!
子ども用シャンプーを使う
目に入ると痛いので子ども用シャンプーを使いましょう。
子ども用のシャンプーは目に入っても痛くなりにくいので子どもも安心です。
ボトルの形がキャラクターになっているものもあります。

先ほどご紹介したシャンプーハットと併用するとバッチリです!
滑らないように気を付ける
お風呂で滑ってケガをする事故が多いので気を付けましょう。
なぜなら水や泡でお風呂の床が濡れているからです。
滑らないようにお風呂の床にはお風呂マットを敷きましょう。
お風呂マットはサイズも色々あるのでお風呂のサイズに合わせて選べば良いと思います。
湯船の中も滑りやすいので、小さい時は一人で湯船に浸からせないようにした方が良いですよ。

溺れる危険もあるので目を光らせましょう!
まとめ:お風呂嫌いの子どもでも楽しければ入る!

本記事の内容を、要約します。
- おもちゃで遊ぶ
- 泡風呂で遊ぶ
- 暗くして異空間を作る
- お仕事を与える
- スーパー銭湯に行く。
- お風呂が生活習慣になる
- コミュニケーションが取れる
- 子どもの身体の様子が分かる
- 子どもが自分のことをやる
- 浴育が出来る
- お湯はぬるま湯にする
- お湯をかける時は丁寧に
- スポンジでゴシゴシしない
- 子ども用シャンプーを使う
- 滑らないように気を付ける
お風呂に入る順番を変えてみるのも効果があるかもしれませんよ。
例えば、普段が「帰宅→夕食→お風呂」の流れだとしましょう。
子どもは夕食後からお風呂に入るまでの間に遊びが始まります。
するとお風呂に入れるには「遊びを中断させる」必要がありますよね。
冒頭でお伝えした「お風呂=楽しくないところ」になりますね。
順番を「帰宅→お風呂→夕食」に変えると、遊ぶ間がなくお風呂に入れれるので、遊びを中断させる必要がなくなります。

こちらの方法も試してみてはいかがでしょうか?
子どもが「お風呂に入りたがらない」という問題はどこの家庭でもあると思います。
この記事でご紹介した方法で僕の息子もお風呂に入ってくれるようになりました。
粘り強く頑張れば子どももきっと応えてくれますよ。