
今度赤ちゃんが生まれるんです。育休を取ろうと思っているんだけど育休取得期間ってどう考えたらいいんだろう?考えるポイントを知りたいな。
こんな悩みを解決する記事を書きました!
- そもそも男性の育休期間っていつからいつまで取れるの?
- 男性の育休期間は育児のタイミングで考える
- 男性の育休期間はお金で考える
✔本記事の信頼性
この記事を書いている僕は息子の生まれた翌日から育休を2ヵ月間取りました。育休中は授乳(完全ミルク)、オムツ替え、沐浴、寝かしつけなど育児全般を経験。産後の妻の負担軽減に徹しました。現在進行形で共働きのなか育児に奮闘中。
この記事で解説する「【男性の育休取得期間を考える】ポイントは育児のタイミングとお金」を読めば育休を考えているパパがいつからいつまで育休を取れば良いかが分かります。
実際に僕は息子が生まれた翌日から2ヶ月の育休を取りました。育児のタイミングとお金をポイントにして決めたのでここでご紹介したいと思います。
育休をいつからいつまで取れば良いんだろうと悩んでいるあなたは、ぜひ、この記事を読んでみてください!
そもそも男性の育休期間っていつからいつまで取れるの?

原則は子どもが生まれた日(誕生日)から1年以内です。
ただし条件によっては最大で2年まで延長することが出来ます。
- 原則 1年以内
- パパママ育休プラス 最長で1年2ヵ月
- 1年後で保育園に入れない場合 最長で1年6ヶ月
- 1年6ヶ月後で保育園に入れない場合 最長2年
またこれ以外にお勤めの会社独自の制度があれば延長可能です。
育休期間の計算はとても複雑です。
1回しか取れないと思いがちですが「パパ休暇」という制度もあります。
子どもが生まれた日から8週間以内にパパが育休を取り終わった場合、再取得(2回目)が出来る制度です。
なぜ2回も取れるのか?1回目と2回目では取る目的が違います。
産後の8週間はママのサポートを優先するために、2回目は子育てのために取れる制度です。
もちろんこれは制度上の大義名分の話で産後8週間もしっかり子育てを行ってくださいね。
僕が2ヶ月(産後8週間)の育休を取ったのも2回目を考えていたからです。結局2回目を取る必要がなかったので取らなかったのですがあなたのご家庭の事情に合わせてうまく活用すればと良いと思います。
1年6ヶ月で保育園に入れない場合2年に延びる制度も2017年の法改正により出来ました。国も男性の育休には力を入れていますので制度もどんどん変わっています。
あなたが育休を取る前にもよく制度を確認してくださいね。
男性の育休期間は育児のタイミングで考える

ママの身体の負担を考えて期間を決めてみましょう。
「育児のタイミング」とは育児で一区切りが付くタイミングのことです。
例えば「産褥期が終わるまで」、「ママの授乳(母乳)が終わるまで」、「子どもが保育園に入るまで」とかです。
育休期間は事前に決めておく必要があるのである程度ゴールが見えるタイミングの方が決めやすいです。
「ママの授乳(母乳)が終わるまで」と思っていても実際にそのタイミングで母乳が終わるかは分かりません。「子どもが保育園に入るまで」だと次の3月末までと決めやすいですね。
「育児のタイミング」はご家庭により違うのでしっかりママと相談してくださいね。
僕が育休を2ヶ月にした理由は先ほども言った通り2回目の育休を考えていたからです。
正確に言うと2回目を取れるチャンスを残しておきたかったからですね。
結局、我が家は生後3ヶ月目から私立の保育園に子どもを預けたのでママの負担も大幅に減り僕が育休を足らなくても良くなったので2回目は取りませんでした。
僕の妻は病気がちで身体が強くない方なので子どもを3ヶ月目で預けれて本当に助かりました。
子どもを保育園に預けるか預けないかでもママへの負担は大きく変わります。
公立だと保育園へ預ける条件に「親の復職」があったりしますが私立だと復職しなくても預かってくれるところもあります。我が家もそうでした。
お住い周辺の保育園を調べるときに「親の復職」も条件にあるかどうかも確認してみてはどうでしょうか。
ちなみにママの負担は母乳を粉ミルクに変えるだけで大きく変わりますよ。
>>寝不足ママも粉ミルクに変えればぐっすり寝れる3つの理由【夫目線】
男性の育休期間はお金で考える

当たり前ですが子どもを育てるにはお金が必要です。
貯えがたくさんあるご家庭だと考えなくても良いでしょうがお金のことはしっかり考えて育休を取った方が良いです。
雇用保険から「育児休業給付金(育休手当)」が支払われるのはご存知でしょうか。
条件はいろいろありますが、ざっくり言うと育休を取って180日までは育休前のお給料の67%が給付されます。それ以降はお給料の50%が給付されます。
「収入が少ないな!」と思うかもしれませんが、社会保険料や所得税は免除となるので最終的な手取りで考えると180日までは育休前の約80%ほど、180日以降は約55%の収入があることになります。
給付期間は子どもが1歳になる日の前日までです。保育園に入れず育休が延長になる場合は所定の手続きで育休手当も延長されるので安心してください。
パパの育休期間ですが、例えば収入の80%が支給される180日(6ヶ月)とする考えもアリですし、子どもが1歳になる前日(1年)とするのもアリです。
「育児のタイミング」に合わせて子どもが保育園に入るまでとしても良いですね。いずれにしても家計とのバランスをみて決めてください。
ここでちょっと注意があります。
育休手当は2ヶ月に1回支給されます。初回の支給は申請から3ヶ月後ぐらいになるので最初はしっかりお金を準備しておきましょう。
男性の育休取得はトータルバランスで!

ここまで育児のタイミングとお金をポイントにパパの育休期間を考えてきました。
結論を言うと育児のタイミングとお金のバランスが取れる期間がベストです。
我が家の場合、2ヶ月以上育休を取っても良かったのですが3ヶ月目から子どもを保育園へ預けたことでママの負担が減りました。
一方で私立の保育園は無認可だったので結構お金がかかりました。
僕の妻は子どもを保育園に預けれるなら日中は負担も少ないし一人でやっていけるということだったので僕は復職しました。その方が育休手当より貰えるお金が多いからです。
ご家庭により事情はさまざまです。ママの身体の負担とお金のバランスが良い期間をよく相談して決めてください。
僕はパパが育休を取るとたくさんのメリットがあることを知っています。
>>【育児は夫婦で】男性が育児休業を取る本当のメリット3つ【経験談】
あなたが生まれてくる子どものためにママのために育休を取ろうと思っているならぜひやった方が良いです。育休を取る前にやっておくべきこともあります。
>>夫に育児休暇を取らせる為に妻がやっておくべきこと3つ【経験談】
あなたの育休が家族を幸せにします。間違いありません!