
妊娠中の妻とケンカをしてしまいました。お腹の赤ちゃんに悪い影響があるかも。気分も良くないし、ケンカにならないコツみたいなのはないかな?
こんな悩みに答えます。
この記事を書いている僕「ショウ」は現在一児のパパ。妻の妊娠中に何度か夫婦ケンカをしてしまいました。この記事を読んで反面教師にして貰えれば嬉しいです。
夫婦ケンカがお腹の赤ちゃんに「悪影響がある」と思っているあなたは、夫婦ケンカを減らすコツを知りたいですよね。
本記事では、お腹の赤ちゃんに悪影響を与えないために、実際に妻の妊娠中に夫婦ケンカをしてしまった僕が、夫婦ケンカにならないコツを解説していきます。
この記事を読んで、あなたの奥さんが健康で元気な赤ちゃんを産んでくれたら嬉しいです。
妊娠中の夫婦ケンカを減らすコツ

妊娠中の奥さんはいつもと違ってイライラしやすいですよ。
なぜならホルモンバランスが変化しているからです。
妊娠中は今までと違って色々な身体の変化が起こっています。
それを理解した上で、夫婦ケンカを減らすために、こちらの3つを意識してみましょう。
- 頼み事は小さいことでも言語化
- お礼はきちんとすること
- ある意味期待しない
これらは簡単なようで難しいことかも知れませんね。

では一つずつ見ていきましょう!
頼み事はどんなに小さいことでも言語化
「言わなくても分かってくれている」なんて思わないでください。
いくら夫婦といえども他人ですからね。
「言っていない」、「聞いていない」など奥さんにきちんと伝わっていない時ってケンカになりません?
きちんと言葉で伝えるのって、子どもが生まれた後も大事なんですよ。
例えば保育園のお迎えで、いつもはママが行くのに、今日は仕事で遅くなるからパパに行って欲しい。
こんな時にきちんと言葉で伝えて意思疎通が出来ていないと「お互い迎えに行かない」なんて悲劇が実際に起こります。
どんなに小さなことでもきちんと言葉にして伝えるとトラブルも少なくなりますよ。

伝わっていないことほど怖いことはありません・・
お礼はきちんとすること
家族だし、何かをやって貰うのが当たり前だと思っていませんか?
ダメですよ、きちんとお礼は言いましょうね。
お礼を言われて気分が悪い人はいませんよね?
改まってお礼を言う必要はないですよ。
日常生活のちょっとしたことでも良いと思います。
子どもの教育にも繋がることですので、今の内からきちんとお礼が言えるようにしておきましょうね。

「親しき仲にも礼儀あり」ですね。
ある意味期待しない
期待をするから「やってくれなかった時」、「期待と違った時」に怒りが生まれます。
“ある意味期待しない”とは信じてはいるけど「やってくれなくても良いや」と思うことです。
これだとやってくれなくてもプラスマイナスゼロ、やってくれたらプラスになります。
マイナスがないので怒りが生まれることがなくなりますよ。
相手の感情はコントロール出来ませんが、自分の感情はコントロール出来ますよね。

夫婦生活では結構大事なポイントですね。
妊娠中は何にイライラしてケンカになる?

今度は、奥さんは妊娠中に何にイライラするのかを考えて行きましょう。
先程もお伝えしましたが、妊娠中は今までと違うと思ってください。
普段なら見逃すこともイライラしてしまいます。
3つ例を挙げてみましょう。
- 会社の付き合いを優先
- 辛さを分かってくれない
- 育児への不安
すべてに共通することは、あなたのサポートが絶対必要ということです。

では一つずつ見ていきましょう!
会社の付き合いを優先
今までと同じように飲み会や残業を優先してはダメですよ。
なぜなら奥さんはあなたにいつも側にいて欲しいと思っているからです。
初めての妊娠・出産だとたくさんの不安があります。
一人になるととても心細くなるので、あなたに側にいて欲しいと思っていますよ。
そしてその不安な気持ちをあなたが分かってくれていないと感じるからイライラするのです。
あなたが奥さんのことを最優先に考えていることがきちんと伝われば、飲み会や残業をするなとは言わないと思います。

言葉にして伝えることはここでも大事ですよ。
辛さを分かってくれない
妊娠中も奥さんに同じ家事レベルを求めてはダメです。
なぜなら妊娠すると身体の変化で今までと同じように動けなるからです。
そんな時にあなたから「なんで家事やってないの」とか「いつまで寝てるの」とか言われると腹が立ちます。
妊娠しながらの仕事も大変です。
疲れて横になることも多くなりますが、ダラけている訳ではありませんよ。
あなたは奥さんの身体の変化を感じとって何も言わずに見守りましょう。
そして家事も出来るだけあなたがやりましょう。

奥さんの負担を減らすことを考えてあげてくださいね。
育児への不安
あなたの奥さんは妊娠や出産だけでなく生まれた後のことも心配しています。
なぜならあなたのサポートがあるかどうか不安だからです。
残念ながらあなたは子どもが生まれるまでパパにはなれません。
でも奥さんはお腹の赤ちゃんがどんどん成長するのを毎日感じています。
奥さんは赤ちゃんが生まれる頃には立派なママになっています。
だから生まれた後の生活についても考えるし、不安になるのです。
もしあなたも育児について考えているなら、ぜひ育休を取ってみてください。

僕は2ヶ月の育休を取りましたよ!
こちらの【育休取りたい】男がやっておくべき3つのこと【すべて大事】で解説しているので、併せて見てくださいね。
妊娠中にケンカをすると胎児に影響がある?

続いては、妊娠中のケンカで胎児にどんな影響があるのかを見ていきましょう。
こちらの3つです。
- 胎児に栄養や酸素が行きにくくなる
- 発育不全で早産や低体重出生児になる
- 生まれた赤ちゃんにも影響があるかも
胎児への影響をきちんと理解しておきましょう。

では一つずつ見ていきましょう!
赤ちゃんに栄養や酸素が行きにくくなる
ママにストレスがあると赤ちゃんに栄養や酸素が行きにくくなります。
なぜなら怒ると血圧が上がり血流が減るからです。
赤ちゃんに栄養や酸素が行き渡らないと当然、成長に影響がありますよね。
大切な赤ちゃんのためにも出来る限り夫婦ケンカはさけないといけません。
ちなみに妊婦検診に毎回付き添うことをおススメしますよ。
こちらの【妻が妊娠しました!】男性も妊婦検診に行った方が良い理由3つで解説しているので見てみてくださいね。

赤ちゃんの成長が楽しみになりますよ!
発育不全で早産や低体重出生児になる
赤ちゃんに栄養や酸素が行き渡らない結果、発育不全が起こります。
発育不全は早産や低体重出生児になるリスクを高めます。
これだけではありません。
ママのストレスは流産のリスクも高めますよ。
夫婦ケンカでママのストレスが増えると何も良いことがありません。
あなたのマインドひとつでたくさんの夫婦ケンカは避けれます。
生まれてくる赤ちゃんのためにもがんばりましょう。

僕もかなり意識してケンカを避けましたよ!
生まれた赤ちゃんにも影響があるかも
ママがストレスを溜めると赤ちゃんにとって良くないホルモンが放出されます。
コルチゾールというホルモンが赤ちゃんの情緒不安定やADHDリスクを高めると言われています。
つまりママのストレスはお腹の中にいる赤ちゃんにだけでなく、生まれた後の赤ちゃんにも影響があるのです。
もう一度言います、夫婦ケンカでママのストレスが増えると何も良いことはありませんよ。

何度でも意識してくださいね!
妊娠中の夫婦ケンカで仲直りするコツ

それでもケンカしてしまったというあなたは仲直りをしましょうね。
仲直りするコツ3つをここでご紹介します。
こちらの3つです。
- クールダウンしてから話し合う
- 相手の人格否定はしない
- 赤ちゃんのために止めようと話す
険悪な期間が続くとこれもまたストレスになるので早く解消したいですね。

では一つずつ見ていきましょう!
クールダウンしてから話し合う
ケンカしたらしばらく離れてみましょう。
なぜなら冷静になる時間が必要だからです。
どうしてもケンカ直後はお互いヒートアップしているので冷静に話し合うことができません。
僕の場合、ケンカしたら別の部屋に行くようにしていました。
顔を合わせないとかなり冷静になれます。
冷静になると何が悪かったのか、これからどうすれば良いのかを考えれるので次のステップに進みやすくなりますよ。
ケンカ後に話すきっかけが欲しいなら、例えば奥さんの好きなお菓子を渡してきっかけを作るとか工夫をしてみてください。

妊娠中の体重増は禁物なのでほどほどにしてくださいね!
相手の人格否定はしない
火に油を注ぐだけなので人格否定は止めましょう。
行動や言動についてどこが傷ついたかを説明することを意識してください。
逆に「デブ」など容姿を指摘するようなことは絶対に避けてください。
どうしても自信がないなら、文章で伝える方法もあります。
メールや手紙なら考えながら書けるのでオススメです。

言葉で伝える前に文章でまとめて整理するのも良いですよ!
赤ちゃんのために止めようと話す
ケンカが平行線で治まらない場合に言いましょう。
「赤ちゃんのために」と言われたら止めないわけにはいかないですよね。
これは過去ではなく未来を見ようよというメッセージです。
ケンカしてしまったことは消えません。
これから赤ちゃんのためにどうやって改善すれば良いかをしっかり話し合いましょうね。

特にあなたは「赤ちゃんのために」をしっかり意識して下さいね。
まとめ:妊娠中の夫婦ケンカは意識して避けよう

本記事の内容を、要約します。
- 頼み事は小さいことでも言語化
- お礼はきちんとすること
- ある意味期待しない
- 会社の付き合いを優先
- 辛さを分かってくれない
- 育児への不安
- 栄養や酸素が行きにくくなる
- 早産や低体重出生児になるかも
- 生まれた赤ちゃんも影響も
- クールダウンしてから話し合う
- 相手の人格否定はしない
- 赤ちゃんのために止めようと話す
最後にそうは言ってもケンカするとストレスがたまりますよね。
僕のストレス解消法は「寝る」か「趣味に没頭する」です。
とにかくケンカを忘れることですね。

謝ることも忘れないでくださいね。
夫婦と言えども他人なので育った環境も違うしケンカは仕方ないと思います。
でも妊娠中は特に男性からケンカを避けることを意識した方が良いです。
何度も言いますが妊娠中は身体の変化で奥さんは大変です。
いつもと違うと割り切ってあなたの対応も変えることがポイントですよ。